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【猫の凶暴化2日目】動物病院への相談とフェリウェイの効果

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2013年11月29日の記録

 

朝、目覚めると、猫は布団の上、妻の足元で眠っていました。

 

 

それはいつもと変わらぬ、朝の風景。

 

 

妻はそれを見て嬉しそうにしたのですが、それも束の間のことでした。

 

 

目を覚ました猫は、妻と目を合わせた瞬間、後ろに後ずさり、威嚇を始めたのでした。

 

新しい朝が始まったら、まるで悪夢から覚めるように「猫の凶暴化」という昨日の出来事が、何もなかったかのようにいつもと変わらぬ一日が始まることを期待していました。

 

というより、そうなると勝手に信じていました。

 

まさかそんな悲劇が自分たちに起こるなんて想像できなかったから。

 

既に現実に起きているのに、それでも自分たちがそんな目に合うなんて信じられなかったから。

 

それほどうちのロシアンブルーは爪も立てないような猫で、私に体をこすりつけてくるような甘えたな猫でしたから、凶暴化なんて信じられませんでしたし、そのときもまだ、何かの間違いだと私は思っていました。

 

だってまだ、襲われたのは妻だけだったから。

 

私に対しては危害を加えるどころか、いつもと変わらぬ甘え猫だったから。

 

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猫を寝室に閉じ込める

その後、和室の机の下に猫が隠れたのを見て襖を閉め、私たちは朝の支度をしました。

 

「このままでは日中、困る」

 

という妻の訴えを受け、私は猫を寝室に閉じ込めることにしました。

 

 

和室に入り猫に近寄っていくと、威嚇はしないまでも怯えて後ずさりします。

 

いつものようにすんなり抱っこはできないだろと判断した私は、攻撃を受けることを覚悟しゴム手袋をはめ、半ば強引に猫を捕まえました。

 

 

猫はぎゃああっと、悲鳴を上げて私の手から逃げました。

 

 

私は無我夢中で追いかけ、洗面所にある洗濯機のところで力尽くで猫を捕まえ、猫が暴れもがくのも構わずそのまま寝室に投げ入れ、閉じ込めたのでした。

 

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私の服は猫の漏らしたおしっこでびしょびしょに濡れていました。

 

ゴム手袋をはめた私の親指には牙の穴が空き、床には血がぼとぼとと流れ落ちていました。

 

体中から力が抜け、膝や手が震えていたのを今でも覚えています。

 

 

こうして振り返って書いているとよくわかるのですが、

私は間違った行動を取っていました。

 

ゴム手袋をはめようと決めた時点で、私はもう、猫のことを家族ではなく獣として扱っていたんですね。

 

 

でもそのときはわかりませんでした。

 

猫も私も必死でしたから。

 

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動物病院に相談する

 

動物病院の入口

 

私が仕事に行っている間に、妻が近所の動物病院に電話で相談しました。

 

獣医師曰く、

 

まだ奥さんの足元で寝ているぐらいだから、元に戻る可能性はある。

ケージに入れたりせず、なるべく普段通りに生活して、一ヶ月経っても変わらなければ、また考えた方が良い。

 

とのことでした。

 

 

普段通りに生活って…

 

 

できるわけがありません。

 

威嚇だけならまだ無視して耐えることもできるかもしれません。

 

でも襲いかかってきますからね。

 

 

2階建ての一軒家ならまだしも狭い賃貸マンション、顔を合わさずに生活することも100%不可能なのです。

 

 

困りました。

 

 

私もまたインターネットで他の方の体験談などいくつも読みました。

 

その中で、1年ぐらいかかったけども元に戻ったケースもありました。

 

ただその方は、猫と顔を合わさないように生活し、ご主人が猫の世話をしていたそうです。

 

1階と2階に分かれて…

 

 

 

なにか精神安定剤のようなものを処方してもらえないだろうか、そう思って妻に問合わせてもらいました。

 

しかし診察しなければ薬は出せないとの返答だったそうです。

 

確かに薬ですから、くれといって出せるものではないのもわかります。

 

 

でもどうやって病院に連れていける?

 

 

とりあえず精神安定剤は出せないけど、猫の気持ちを落ち着かせるスプレーの試供品があるから、それをいただけるとのことだったので、私は仕事帰りにその動物病院に行きました。

 

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動物病院でフェリウェイというスプレーをもらう

 

動物病院の受付で名前を名乗ると、受付の女性がすぐに察してくれました。

 

 

私は妻が日中、一度したのと同じ質問をしました。

 

自分で確認しないと納得できなかったのです。

 

 

病院は夜であったにもかかわらず、もしかしたら夜だったからなのかもしれませんが、混雑していて、獣医師は診察室にこもりっきりの忙しさだったんですが、受付の女性が私の質問を何度も仲介してくれました。

 

それで新しくわかったことは、何もありませんでした。

 

  • 猫の凶暴化はまれに見られること。
  • いつ治るかわからないが、いつか元に戻ることもあるということ。
  • そして猫が威嚇しても無視して普段通りの生活をすること。
  • とりあえず診察に連れてきてもらわなければ、これ以上のことはわからないということ。

 

 

ではどうやって凶暴化した猫をここまで連れてきたらいいのでしょう?

 

 

私は尋ねました。

 

 

大きな洗濯ネットに入れてくるといいですよ、と彼女は言いました。

 

 

そこにどうやって入れるかが悩みどころでした。

 

 

猫は袋の中に入ったりして遊ぶのが好きだから、置いておくと勝手に入っていくとのことでしたが、そのときは普段とは違った非常時なわけですから。

 

威嚇の対象は妻だけだとはいえ、猫自体怯え、とてもナーバスになっていました。

 

抱っこしようとしても警戒している状態でしたので、少しでも気を荒立てるようなことすると凶暴化が酷くなるのではないかという不安がありました。

 

 

だから私は、

 

「そんなことはできるとは思えないんです」

 

と答えました。

 

 

すると彼女は、大きなバスタオルでくるむという方法もありますよ、と言いました。

 

そして妻から聞いていた、フェリウェイというスプレーを出してきて、それを布に吹き付け染み込ませ、チャック付のビニル袋に入れてくれました。

 

なんでもフェリウェイというのは、猫の頬から分泌されるフェイシャルフェロモンF3類縁化合物が含まれたフェロモン製品で、猫を安心させる効果があるということでした。

>>> 猫用フェロモン製品フェリウェイ

これを猫のいる部屋に置いておくといいですよ、と。

 

これが効けばいいですね、と受付の女性は本当に心配そうに言ってはくれましたが、動物の専門家とはいっても警察と似たようなもので深く立ち入ってはくれないのだと、自分で何とかしないといけないんだなと心細くなりました。

 

そして私は、このフェリウェイの効果で猫が元に戻ることに期待しつつ、その足で近くのスーパーに寄り、コートでも洗えそうな大きな洗濯用ネットを二つ買いました。

 

でもそのネットはあくまで保険で、フェリウェイですべて解決するだろうと、動物病院でもらったんだから効果がないわけがないと自分に言い聞かせ、ほとんど祈るような思いで家路についたのでした。

 

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フェリウェイの効果は?

 

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帰宅して私はすぐに、寝室に向かいました。

 

寝室のドアの前に立つと、猫がすでに私の気配を察知して、ドアを開けようと背伸びしてドアノブを掴もうと、がさごそやってます。

 

 

んにゃーんと甘えた声を上げています。

 

 

そっとドアを少し開けると真っ暗で、その隙間から猫がちょこんと顔を出し私を見上げます。

 

私は餌と水を新しいものに交換し、動物病院で貰ってきたフェリウェイを染み込ませた布を部屋に置き、電気をまた消してそっと部屋を出ました。

 

そして妻子とともに夕食を食べながら、動物病院での収穫がフェリウェイ以外には特になかったことや、100均で買った洗濯ネットで本当に猫を病院に連れていくことができるのか、など話していました。

 

 

妻は今日は、一切寝室に近づかなかったということでした。

気にはなっていたが、なるべく猫を怯えさせないよう、トイレなど必要に迫られたとき以外は極力寝室の方には行かなかったということです。

 

 

妻も娘も、私も、フェリウェイの効果に期待していました。

 

 

いえ、期待というよりも、懇願でも祈りでもなく、フェリウェイで猫が元に戻っていると、家族の一員として一緒に過ごしてきたのだからこの凶暴化というのがちょっとしたなにかの間違いで、フェリウェイをきっかけに絶対にいつものように妻に甘えてくるものだと思い込んでいました。

 

だから食後、妻が寝室のドアを開けたときに聞こえてきた唸り声に、私たち家族は行き場のないような逃げ場のないような、落胆程度ではない恐怖に近いような感情に襲われたのでした。

 

 

フェリウェイの効果は、うちの猫の凶暴化には作用しなかったのです。

 

 

昨夜の恐怖がまた襲ってきました。

 

ドアの向こうではさっきまで愛くるしい、まさに猫なで声をあげていた猫が唸っています。

 

すでに夜も更けていたのですが、その夜、私たちは急いで簡単な荷物をまとめ、歩いて5分の距離にある、私の実家に緊急退避したのでした。

 

コメント

  1. アキリン より:

    はじめまして♪私も愛猫に襲われました。アメショーのメスもうすぐ3歳になります。猫は4匹目です。最初は雑種で、その後からアメショーを飼い始めました。その前の2匹は人を襲うことなく大人しい猫でした。4匹目にして人を襲う猫がいたなんて、ビックリしています。つい2週間前にも襲われて近くに父がいたのですが、父は救急車を呼ぶ程の怪我をおいました。母も勿論猫に襲われています。これまで私は四回も襲われています。最初のきっかけは音に驚いたことです。それを私のせいだと思ってるらしく未だにちょっとしたきっかけで豹変します。なので猫をみんな怖がってしまい。今はケージの中で飼育しています。
    やはりやられた時安楽死を考えましたが、1件目の病院行ったらそれは出来ないと言われてしまいました。2件目の病院行ったら麻酔をかけて色々検査をしそんな感じは見受けられないと言われて、でもキズを見せたら驚いたみたいです。んで猫は、爪を短くし精神を落ち着かせる薬を貰ってきました。
    そしたらその薬が利いて大人しくなりましたよ。前は私が少しでも変な動きをしたり早足でケージのそばを歩いたりしただけで、目を見開き興奮してたのが、今はそんな動きをしても何やってるの?って感じなんです。このまま小屋の中で大人しくしてればと思いつつ、また豹変したらと思うと…
    毎日悩んでる日々です。

  2. 葛根湯 より:

    9回の救急搬送後、手放すことにしました。「イヤーーーー」と叫び豹変し
    飛びつき、噛み、振り払いも飛びつかれ、布団など被ってても
    引き剥がし、噛みちぎるを9回で
    完全ケージにしましたが
    ごはんの時でも叫びだし
    このままで自身の命がないと…
    引き取り先は保護猫団体です。
    いつでも会いにきてと言われ、奇跡のような展開ですが、
    愛情はあるにも関わらず
    恐怖心の方が強く、
    日常生活が困難になり
    預ける事にしました。
    自身でキャリーに入れることも、もうできないので団体さんに連れて行ってもらう予定です。
    8歳オス雑種で
    普段はおとなしく
    呼ぶと駆けつけてくる
    従順な猫でした。
    2年前に家族を襲い、それから
    キッカケなく豹変、
    今年になり、毎週襲って来るになりました。
    ケージ飼いに切り替えましたが
    保護猫団体さんが
    それよりも預かるよ!と
    多頭飼いだと人間には転嫁行動しないそうです。
    ここにたどり着いたのもご縁だと…
    あらゆる人に相談されてみてください
    私は警察にも相談しました!
    助けてくれる人がどこかにいます!
    正直、病院にも散々お説教され、一家心中、安楽死も考えました。
    でもお互いに生きていける道ができました。
    どうか、諦めないで
    たくさんのひとに吹聴してみてください

    長文すみません。

  3. 曽我恵 より:

    初めまして 私も飼い猫が突然凶暴化しました。襲いかかってきてまさに奥様の傷のような…噛んだ穴まであるのでそれ以上かもしれません。

    私の場合は部屋から出ようとしただけで飛びかかってきて何とか部屋を出て結局便利屋さんにキャリーケースにいれてもらいました。

    便利屋さんが里親探しをしてくれるとのことでお願いしました。

    が、やはり家族同様可愛がってたため捨てたんだという情けない気持ちで気持ちの整理がつかず毎日泣いています

    私の場合は様子を見ることもしず半日で便利屋さんにお願いしたのでよけい後悔もあるかもしれません

    2日くらいで元に戻るんじゃないか。
    でも戻ってもいつ豹変するか…と思うとやはり怖いのも事実です。

    何より飼い主である私と小学生の息子に飛びかかってきてます。
    別居中の母にはシャーッと怒るものの部屋にいても飛びかかりはしません。

    まだ一昨日のことで本当にこれで良かったのだろうか…と悩んでおります。
    こちらのブログを読んで同じ経験がある方がいて参考にさせていただきました。

    ありがとうございます。もし何かアドバイスがあれば教えて下さい

  4. ほし より:

    他にも飼い猫が凶暴化したというブログをいくつか読みましたが、皆さん大変な思いをされているのですね。

    私が思うには、環境からのストレスと飼い主さんとの相性かな?と感じます。
    飼い主さんが悪いとかではなく、猫のもともと持っている気質と住む環境が合わない事もあるのでは?

    都会のマンションに住んでいる友人が、飼い猫が凶暴化して小さい子供達が危険だと言うので、うちでひきとりました。

    こちらは田舎で周りは畑ばかり、どこの家も猫は放し飼い(今時はいけないそうですが)、猫用のドアをつけて自由に出入りするので、他所の猫や野良猫も勝手に入っています。

    うちにも長年猫がいましたが寿命で亡くなり、餌入れなどが取ってあった事と、今回友人がとても悩んでいたので、もし無理ならうちの隣の農家で面倒見るというので気楽な気持ちで預かりました。

    あまりに違う環境に初めは怯えた様子でしたが、特別気にせず自然に任せていたところ、だんだん慣れてきて、今では外を走り回り木に登ったり他の猫とケンカもする、ずいぶん遠くまで出掛けては汚れて帰ってきて、家ではのんびりしています。

    友人は動画を見て驚き、泣いていました。
    放し飼いは決して良くない事かもしれませんが、限られた室内での人間との生活が合わない子もいるのかも??

  5. じゅに より:

    うちのアメショ♀が全く同じ状況でした。

    もう二年前になります。

    その時はもう殺そうとしてるぐらいの勢いで襲ってきたので(ジャンプして何度も顔を狙ってきました)振り払うのが大変でした。
    手は爪でひっかかれ、、というより引き裂かれダラダラ流血、ふくらはぎをズボンの上から噛まれてふくらはぎに穴があきました。

    猫を一つの部屋に閉じ込めてしばらく生活しました。完全に落ち着くまで半年くらいかかったでしょうか。。

    それまでは、シャーっとも言ったことない子だったんですけどね。。一度も怒ったことがないくらい穏やかな子でした。

    落ち着いてからも、凶暴化しないものの、すぐビクビクして、シャーっというようにはなってしまったので、今はケージで飼っています。
    (三段の広いケージです)
    本人がストレスで、出せー出せー、ってなったらどうしよう、と心配していたのですが、外に出してあげてる時よりケージの中にいる時の方が落ち着いています。

    記事、全て読ませていただきました。家族のように可愛がってた子が急に牙を剥いて、襲いかかってきたときのショック、分かります。

    ボロボロ泣きました。もちろん、恐怖ではなく、悲しくて、ショックで、です。

    そして猫に本当に申し訳ない気持ちになって、その後また泣きました。

    今でも「ごめんね」と声をかけてます。
    そして「大好きだよ」とも。

    • ginzabu より:

      コメントいただきありがとうございます。

      じゅにさんも大変な思いをされたのですね。
      そのショック、わかります。

      私は引き取ってもらった後、泣きました。
      ごめんね、って思いました。
      本当は反省する資格もないんですけどね。
      理由はどうあれ、自分たちの勝手で飼い始めた猫を、自分たちの生活を守るために捨てたのですから。

      あれから何年か経ちましたが、妻も娘も、猫に会いたがっています。

      でも、もう会うことはできません。
      今はどこの家庭にお世話になっているのかもわかりません。

      じゅにさんはケージで飼われているとのこと、凶暴化以前の生活を考えるとお辛いことでしょう。
      なんとか今後良い方向へ向かわれること、願っています。

  6. 内野 より:

    この日記と言うのか 読ませて頂きました。家の猫もまさにそのままなのです。
    私にだけ威嚇、攻撃、してきます。前は2~3か月に1回程度だったんですが 今は
    懐いて撫でた直後にシャーから猫の喧嘩のように 飛び掛って来ます。
    私も心臓がバクバクして 手足が震えちゃうのでどうしたら良いのか分かりません

    以前の住まいは狭かったので 凶暴になった時にケージを買って出さない様に飼っていましたが、ストレスも溜まると思い 広い家に引っ越し数日は警戒して唸っていましたが、
    慣れた頃にケージから出したら ほんとに普通の猫になってたので やはり
    ストレスだったんだと思い良かったと安堵してたのですが 何かに怯えてから
    前の様に威嚇、攻撃、足から手から 引っかかれ 逃げれば追ってくるので 困り果てています。

    日記はこの後どうなったのでしょうか? 知りたいです。

    • ginzabu より:

      コメントいただきありがとうございます。

      猫が凶暴化すると、本当に心底怖いですよね。
      家族同然なのだと理屈ではわかっていても、体が反応してしまいます。

      今でもまだ落ち着いてはいらっしゃらないのでしょうか?

      日記の続き、書こうとおもいつつも日常に追われ、進んでおらずすみません。

      その後、うちは有料の施設に引き取ってもらいました。
      そしてすぐに貰い手が見つかり、今は別の家庭で暮らしているそうです。

      その選択が良かったのかどうかはわかりませんが、家族は今でも飼っていたロシアンブルーのことを忘れてはいませんし、娘はロシアンブルーのぬいぐるみを買い物にでもどこにでも持っていきます。
      私もまた、手放した猫を飼いたいと思ってしまいます。
      手放したときはそれ以外の選択肢は考えられないほど追い詰められていました。

      幸い、私と妻以外のひとには凶暴化する前のおとなしいままでしたので、閉じ込めることなく、薬漬けにすることなく幸せに暮らしてるのなら、これでよかったのだと、そう思うようにしています。

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